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第34回(平成28年度)研究助成金贈呈式 2016年12月2日
12月2日、カシオ計算機株式会社 本社大会議室で公益財団法人カシオ科学振興財団 第34回 平成28年度 研究助成金贈呈式を行い、過去最高305件の申請の中から40件の研究に対し計5,999万円を助成しました。
贈呈式では冒頭に樫尾隆司理事長より財団設立の経緯説明と財団役員ならびに寄附企業の皆様のご協力に対する謝辞が述べられ、「ゼロから1を生み出してきたカシオ計算機の開発思想と同様に、皆様が新しい価値を創造するすばらしい研究成果をあげられることを願っております」という期待が語られました。
続いて今回助成を受けられた40名の研究者の方々が順に紹介された後に、選考委員を代表して東京農工大学 特別招聘教授 越田信義先生が総評を述べ、同財団からの助成を1985年に受けた赤崎勇教授が30年後にノーベル賞を受賞したことに触れて基礎研究の重要性を強調しました。
続いて理事長より受領者代表の日本大学 永田知子 助手へ研究助成贈呈状を授与。受領者を代表して東京大学 林将光 准教授と宇都宮大学 糸井川高穂 助教が挨拶しました。磁気記憶媒体を研究している林准教授は「カシオの関数電卓を昔から愛用しており、研究助成までいただけたことに感謝します。」 高齢者の熱中症を低減させる研究をしている糸井川助教は「いただいた助成で今後も社会問題の解決にアプローチしていきます。」と話しました。
贈呈式後の懇親会では理事長 樫尾隆司より挨拶の後、当財団の理事である山形大学 学長 小山清人先生の乾杯の御発声のもと、和やかな雰囲気で参加者全員が交流されました。
理事長挨拶
理事長挨拶
選考総評 選考委員 越田信義先生
贈呈状授与 永田知子先生
受領者代表挨拶 林将光先生
受領者代表挨拶 糸井川高穂先生
受領者記念撮影
懇親会
懇親会 理事長挨拶
乾杯挨拶 理事 小山清人先生
懇親会風景(1)
懇親会風景(2)
懇親会風景(3)